転機

お疲れ様です。3連勤で特に書けそうな面白い話は無さそうなんでなんとなくですが自分の過去のことを掘り下げる回にしていこうと思います。退屈だったらすいません。お許しください🙇‍♂️

はじめに今日は自分の考え方を大きく変えた小学校の頃の話を。

小学校4年生の時今の自分の考え方の基盤になるような出来事がありました。クラスメートに気性が荒くカッとなるとすぐ手を出して周りから問題児扱いされている子がいました。その子の名前は知っていましたが実際にどんな子なのかはそれまでクラスが一緒になったことが無かったので分かりませんでした。周りは彼のことを腫れ物扱いしていて、それにカッとなり彼が問題を起こす→また腫れ物扱い。この無限ループが何も知らなかった僕にとっては不思議でたまらなかった。また、暴れて人を傷つける彼の姿も彼が本心でそうしたくてしているようにも見えなかった。どこか不安げというか寂しそうで。今考えるとなんでそんな疑問を抱いたのか自分にも分かりませんが笑

日毎にトラブルを起こす彼に自分から関わりに行った。彼がどう思っていたかはわからないけど時間が過ぎるほど会話も増えたし自然と一緒にいる機会が多くなった。彼から僕の方に来てくれるようになって休日はいきなり家に来て二人で宿題をした。周りはそんな僕に「なんであんなのといるんだよ」って言ってきたけど彼との時間が何より楽しかったから軽く流していた。彼はトラブルを起こさなくなった。というよりもトラブルを起こしても以前のようにモノに当たったり人を傷つけたりしなくなった。少しずつだがクラスメートも彼に興味を抱き歩み寄るようになった。放課後彼の家でみんなでいけないと思いつつもエロ動画を見たり、鬼ごっこをしたりとにかく遊びっぱなしだった。クラス全体も仲が深まり担任の先生も今まで出会ってきた大人で最高の人だった(それは今も変わらず)から毎日が楽しくて仕方がなかった。

でもそんな矢先、彼は突然学校に来なくなった。

 

誰も理由を知らない。担任の先生でさえ口を割ってくれなかった。「なんで、どうして」考えた結果彼が以前に僕に呟いていたことを思い出した。彼は父親からDVを受けていた。そして学校に来なくなったのはそれが原因で施設に保護されていたからという情報を耳にした。必死に自分で近辺の施設を調べた。ここだと思ったところに電話で問い合わせたがもちろん教えてはくれない。彼の誕生日が近かったので届くかは分からないけど施設に手紙を送った。

 

それから少しして放課後突然母に車に乗せられ目的地を告げられぬまま連れて行かれた。「着いたよ。」と言われて入ったのはカフェだった。目の前に担任の先生がいた。

そこで全ての真実を語られた。予想していた通りのことだった。小4の僕には衝撃だった。今日ここで会って話したこと、彼の置かれている状況、諸々全て絶対に口にしないことを約束し彼が一刻も早く学校に来れるように全力で動くことを誓った。先生は僕が必死になって彼の状況を探っていたことを知り信頼してくれた。その後「今日は自由時間が少しあるからこれから彼に会えるよ。」と言われ3ヶ月ぶりに彼と再会した。僕の母も先生も彼の母もみんな泣いていた。僕が送った手紙も彼にちゃんと届いていた。もう何もかも嬉しかった。その日からみんなで彼のために協力して動き始めた。

クラスのみんなには話せないけど「必ず戻ってくるからいつ戻ってきても良いようにしよう」と手紙や折り紙、絵などいっぱい作った。みんな快くやってくれた。

幸い彼は母国が海外でそこに親戚がいるためそっちに行くことを条件に一次的に解放された。同時にそれまでの3年間ほとんど学校に来れなかった不登校の女の子も担任の先生始めみんなで何度も手紙を書いたこと、担任の先生がそれを毎日渡しに行ったことをきっかけに登校できるようになり初めてクラス全員が揃った。

3月の早咲きの満開の桜の下でみんなで写真を撮った。

f:id:sYuu:20180916215756j:plain

生涯忘れることのない仲間たち。ありがとう。もうあれから6年以上経つけどあんなに毎日が楽しくていろんなことを学んだ濃い1年はもう後にも先にもない。今でもみんなのことが大好きだし1度だけ過去に戻れるならこの時に戻りたいとも思う。時がたち、それぞれの道を歩み価値観も考え方もそれぞれ変わって行った。俺もその一人。でもどんだけ時間が経っても鮮明に覚えているしこの時の経験が今の自分のルーツになってる。そんな時間を一緒に過ごしてくれた仲間。本当にありがとう。大好きです。

f:id:sYuu:20180916220833j:plain

恩師である先生のことはまた別の時にたくさん書こうかな。ざっくりでしたけどこんな感じのストーリーが自分を大きく変えました。それまで自分が置かれている環境はごく普通なことで親から愛されて育ててもらっていることもみんなそうだと思っていました。でも彼や不登校だった彼女と過ごして行くうちにそうじゃないことに気づきました。その時初めて自分の世界が大きく広がりました。親にも感謝するようになったしもっと色んな人がいてもっと色んな世界がある。困っている人、声にならないSOSを発信している人も今まさにこの瞬間にも必ずいる。そう思うとさらに色んなことに目を向けられるようになりました。今日はそんな感じのざっくりとした話です。ほんとはもっと書きたいこといっぱいありますが書くと本当に本にできてしまいそうなぐらい長くなってしまいますのでまた時間がある時に書ければ書きます。最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

今日のオススメの一曲 といつもなら行くところですが今日は当時先生がほぼ毎日手書きで書いてくれていた学級だよりで紹介していた言葉を紹介します。

f:id:sYuu:20180916222319j:plain

なんか久しぶりに懐かしく感じてエモくなっちゃった。それでは今日はこの辺でGood Night🌌